花をいける時間

私にいけばなを教えてくださった尾中千草先生は、常々「心の中にある美をいけなさい」とおっしゃっていました。なので、いける時には花を見て、美しい、と心動かされたところを表に出していくように心がけています。そうやって、花を見つめるのと同時に、自分の心が動くのも見つめるので、花をいける時に、「心をいけなさい」と言われたことがよくわかります。ですから、花をいけ終わった後に心が鎮まるのだと思います。ただ、どうにもうまくいかなくて、鎮まるどころか悶々とすることもたくさんありますが。

 つい先日、とても素敵な機会をくださった、尊敬する方が旅立たれました。時節柄きちんとお礼をお伝えすることもできず、実感も持てない日々。こんな時、花をいける時間が支えになります。

 初めてお目にかかったのは、今日のようにしとしとと雨の降る秋でした。

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